銀粧刀(ウンジャンド=은장도)
これは、高麗時代から朝鮮時代にかけて、女の子の護術用として身につけていたそうです。
これは銀製で装飾が施されており、つまようじや耳掻き、お箸まであります。
これは毒を入れられていたら銀の色が変化するため、銀製で作られたそうです。
女性が結婚後に夫以外の男性に心を惹かれてしまった場合に己を戒めるために腿を刺して自重したり、男に襲われそうになったなら、操を守る為の短刀で自決用に渡されたそうです。
これで思ったのが、護身用とはいえ襲われそうになった時に相手を刺しなさい
ではなく自決するという死を選択しなければいけないという考え方は、現代の価値観では理解が難しいことかもしれませんね。
そして、現在の日本人は何も考えないで安心・安全・平和が永久に保証されているかのように思っていますが、恐らく錯角かもしれませんね
歴史から考えてみても今のような状態が日本で数十年も続いていることのほうが本当は、奇跡的なことだと私は思います